理事長メッセージ

ごあいさつ

皆様におかれましては、お元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。これからの一年も皆様にとりまして、充実した幸せな年になることをお祈り申し上げます。

山岡育英会は、私の祖父であり、ヤンマー創業者である山岡孫吉が、「世界の平和と繁栄ならびに文化の向上に寄与する人材の育成」を目的として1950年に創設致しました。その後、1963年に父である山岡淳男が理事長となり、2011年に私が理事長に就任するまでの48年間にわたり、着実に基金の充実と育英事業の拡大を図ってまいりました。爾来、今年で68年を迎え、卒業生は5,500名となりました。

2013年に立ち上げた「東南アジアジュニアハイスクール生奨学金事業」は、2016年に対象者をシニアハイスクール生に拡大し、さらに同年8月にはバンコク近郊に奨学生を対象にした学生寮を開設しました。本年は国交樹立60周年を迎えたインドネシアで、大学生にまで対象者を拡大しました。現在では国内68名、東南アジア198名が山岡育英会の奨学事業を活用頂き、学業に励んでおられます。

2018年6月には4年に1度のサッカーワールドカップが開催されました。日本代表は2002年以来のベスト16となり、日本中に熱狂と感動を与えてくれました。一方で、次世代育成の課題が浮き彫りになったとも言われております。発展的で、かつ持続可能な社会の実現に最も大切な事は次世代育成です。山岡育英会も微力ながら寄与して参りたいと考えております。

当会およびヤンマーグループには「美しき世界は感謝の心から」という、創設者山岡孫吉翁が座右の銘として大切にしてきた言葉があります。これは周りの人々やすべてのものに感謝の心を持って努力していれば、必ずや道が開け、美しき世界がおのずから開けてくるという、孫吉翁の実践と信念に基づいたものであります。当会創設68年が経っても褪せることの無いこの信念を、未来に引継ぎ大切にしていきたいと思っています。

最後になりましたが、長きにわたり奨学財団としての事業継続に格段のご協力を頂戴しております内閣府をはじめ、各大学、関係者の皆様方に改めまして衷心より感謝申し上げます。今後ともなお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、私からの挨拶とさせて頂きます。